ミラノサローネチームの勢いに押され、ノルウェー便りが途絶えておりましたが、
記憶が色あせないうちにお届けいたします。
「なんでノルウェー!?」と思われた方は、こちらをご覧くださいませ。
なぜかいろいろな乗り物を体験できたノルウェー出張でしたが、なかでもいちばん記憶に残っているのが、これ。タグボート、というのでしょうか? 庇も覆いも一切ありません。。。
このボートに乗って、ソグネフィヨルドへと漕ぎ出していくことに。
前日、プレスツアーに同行してくださった、スカンジナビア政府観光局の柿崎さんから
「非常に寒い状況が予想されるので、それなりの格好でお願いします」
というお達しがでており、何枚も着こんで集合したところ…。
なんと、専用のライフジャケットと軍隊で使用しているブーツ、帽子、ゴーグルを装着してボートに乗らなくてはいけない、ということが判明。どんだけ寒いんでしょう!?
ということで、みんなで着替えることに…。慣れない姿に四苦八苦。
そうして、完成したのがこの姿。気分は、軍隊もしくは石油採掘チームです。
敬礼しているのは、モダンリビングの撮影をしてくださったカメラマンの世良武史さん(左)と、
同じプレスツアーに参加されていたカメラマンの清永 洋さん。
「伍長、準備完了であります!」「よし出撃!!」
といったような会話が繰り広げられていました。
そうして、たどり着いた先に広がるのは…
まさに絶景。
重装備をしてもなお、冷たい風がものすごい勢いで吹き付けてきましたが、
自然のつくり出したどこにもない景色が、そこにはありました。
観光客の少ないシーズンだったため、天然のイルカやアシカも見れましたよ!
ちなみに、フィヨルドクルーズを終えて船着場についたところを、中国からの観光客の方々に
怪訝そうな顔でじぃーっと見つめられてしまいました。
確かに、あのフル装備は異様な光景でしたね…。