都内各所で建築イベントが同時多発中!
8月30日まで表参道のGYREなど計7カ所で連動した建築の展覧会が行われています。GYREを会場にした「ARCHITECT JAPAN 2009」は「1995年以後の都市状況と建築表現の関係を考える」がテーマ。先日、レセプションにお邪魔してきました。
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戦後日本の建築の系譜を、三つの時期に分けて表現したコンセプチュアルな「建築マンガ」が壁面を覆います。大迫力! また古谷誠章さんによる仙台メディアテーク2等案の模型など、95年以後のエポックメイキングな建築作品の資料を見られます。この展覧会のキュレーションは、建築家の藤村龍至さん率いるTEAM ROUND ABOUT。

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同じGYREの会場で、壁ひとつ隔てたスペースで同時に行われているのは、「ARCHITECT TOKYO 2009」。こちらは、都内の6つのアートギャラリーで行われている同展のダイジェスト版のようになっています。これは西沢立衛さんの最新プロジェクト。軽井沢のセミナーハウスの模型。
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会場にはなんと菊竹清訓さんのドローイングも。建築を勉強すると必ず教科書に出てくる有名な海上都市のスケッチ。メタボリズムの想像力、今あらためて見ると新鮮に感じられます。
アートギャラリーで建築展が行われること自体も多くはないですが、今回は同時多発的。ギャラリー巡りをしながら、日本の現代建築の流れと、「今」を展望できるチャンスです。ぜひお出かけになってみてください!
「ARCHITECT TOKYO 2009」の会場となっているギャラリーは以下の通り。
青山│目黒
タカ・イシイギャラリー
小山登美夫ギャラリー
ギャラリー小柳
TARO NASU
hiromiyoshii
| by modernliving | 2009-08-12 23:57 | モモ