幼少の頃、TVコマーシャルで瞼と耳に焼き付いたあのホテルといえば、そう皆様ご存じハトヤホテルです。
貧乏世帯だったシモジイのおうちは、関西から伊東のホテルに温泉旅行なんて高嶺の花。
家族そろって指をくわえてコマーシャルを見ていたものです。
時は流れてウン十年、ついに念願の!!ハトヤに宿泊できることに・・・うう、号泣・・このロゴ、サイコー。
泣いてる場合でない、さっそくルームチェックと館内見学。
子供の頃からのあこがれと、前日の睡眠が1時間と言うこともあってハイテンションで館内をかけめぐりました・・。
お部屋ではハトサブレならぬハトヤサブレとお茶がお出迎え。
スリッパのロゴも泣かせます。
70年代の雰囲気ぶりぶりの和風ソファーセット。ふかーく沈み込んで、座ったが最後ひとりで立ち上がることが出来ません。
壁紙のガラもいちいち違ってて、ステキ。
床の間には、ハトの置物ですよ!ナナちゃん。
館内のサインも時代が止まったまま。
照明なんかも、こってます。
このロビーの色使いも、くぅ〜!痒いところがよけいに痒くなる・・・
ロビーから外に出ると、もうそこは70年代のロサンジェルス・・・これはポストモダンなのか?コウちゃん!
ご存じ消防隊も健在です。
しぶすぎ!!
調子にのって、そのままホテルの周りをぢい散歩・・・。
町を行けば「ハトヤ」
「ハトヤ」
そして、干物
なんともノスタルジックな伊東の街の建物・・・というか、廃墟寸前。
「温泉橋」の欄干の向こうには、鮮やかなオレンジ色のスナック「ブルドッグ」・・・どんなママなんだろ。
営業してるんだかどうだかわかんないテーラーのウインドウには、ポールスミス顔負けのディスプレイが・・・ただのおんぼろ。
巨大天狗もあれば・・
ずいぶんと高齢なストリートミュージシャンと、聞き入る若者達。
そんなこんなで日が暮れて、ホテルから見下ろす相模灘も最高ッス。
汗をかいたら、温泉おんせん!
やっぱ浴衣も、ハトヤ。
シメは卓球と言うことで・・・無料です。
皆様、電話はヨイフロですよ〜・・・あ〜疲れた。