主の名はジェレミー・ハケット氏、ブリティッシュなファッションブランドのオーナーというだけで、もう紳士の横綱です!
広いお庭と、わりとこぢんまりしたお家。花っけがないところが如何にも男を感じさせます。
お部屋のインテリアも激渋、あ〜もう完全に負けです。まいりました。
部屋の奥のサンルームを抜けると、お庭にハケット氏のおもてなしがございました。いらっしゃいます二匹のワンちゃんの名は、チャーリーとブラウン。二匹合わせて・・おわかりですよね。
扉の向こうには、紳士のガーデンパーティ。
見よ、このセッティング。派手さはないが、ステキ以外のなにものでもない!いかにも気が置けない仲間が集まりそうな、カジュアルな雰囲気です。これがいいんですよ。
男のおもてなしは肉だ!チーズだ!そして真っ昼間からワインだ!
もちろん野菜も採って下さい。
チーズにぶっ立てられたこのナイフ!「ざっくり切ってどばっと食えや」(紳士はそんなこと言いませんけどね)といわんばかり、まねできましぇ〜ん、さすが!
イギリスの食卓には、ベリーがないといけません。サンキューベリーマッチ。
何気に置かれたデッキブラシや、立ち木にかけられた帽子、ワイルド&デリケートとでも申しましょうか。
上品なカジュアルとはこういうものではないでしょうか。
そうです。ほったらかしでいいんです、ベンチなんか。
この方が主のジェレミーハケット氏、かっこいいですね〜。
我々の取材のために素敵なおもてなし、ありがとうございます。
このようなセッティングをさくっとやってしまうあたり、やはり年期がはいっていますね〜。
特に日本男児はおもてなしがヘタ、と言うかそういう男子文化がナイ(のかなぁ?)。見ならいたいものです。
あつかましくも、お家の中を探検。男やもめ(のはず)ハケット氏の「男のインテリア」を拝見。
サンルームのコージーコーナー。こちらのお家、庭にはあまり花がありませんが、いたるところにベースに入った切り花が置かれています。ほっとしますね。
ほっとしすぎて寝ているのがブラウン・・・いやチャーリー?どっちだっけ。
イニシャルプレートをさりげなく飾るのは、こういうインテリアのお約束です。しかし、あんまりでっかく主張しすぎるのはNG!
うちでこんな事すると、ただのバッチイコーナーになるもんなぁ・・・。
ベッドルームの扉を開けると、窓際にこれまたお約束のコージーコーナー。奥には飲みかけのワインの瓶が3本、フォトフレームの嵐。
「扉を開けると中にはコージー」ドリフではありません、ヨーロッパのお約束です。
ほしい!コレ
ほしい!これも。
ほしいほしい!!うわ〜ん。男の子だもん。
ホームパーティなどで、人のお家におよばれしたりすると、その人の普段見れない部分がインテリア等を通して垣間見られるものです。
そして、それはなぜだかホットする物や事であったりすることが多いような気がします。
ほっとして落ち着けるおもてなし、それが本当のホスピタリティかも知れませんね。
そこで一句、
”おもてなし、できてホントの、じぇんとるまん”
おそまつ。