男のおもてなし〜ロンドン・ジェレミーハケット邸〜/シモジイ
この歳になっても、「あ〜オレって全然ダメだぁ〜」なんて思い知らされる事が多々あります。2年前のUK取材、下田編集長とコウちゃんとで訪れたある邸宅での衝撃は、今でも忘れられません。
主の名はジェレミー・ハケット氏、ブリティッシュなファッションブランドのオーナーというだけで、もう紳士の横綱です!
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氏のお家は閑静な住宅街の表通りから、少し奥まった所にあります。玄関に続く路地は、まさにグリーンのトンネル。




広いお庭と、わりとこぢんまりしたお家。花っけがないところが如何にも男を感じさせます。
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お部屋のインテリアも激渋、あ〜もう完全に負けです。まいりました。
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部屋の奥のサンルームを抜けると、お庭にハケット氏のおもてなしがございました。いらっしゃいます二匹のワンちゃんの名は、チャーリーとブラウン。二匹合わせて・・おわかりですよね。
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扉の向こうには、紳士のガーデンパーティ。
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見よ、このセッティング。派手さはないが、ステキ以外のなにものでもない!いかにも気が置けない仲間が集まりそうな、カジュアルな雰囲気です。これがいいんですよ。
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男のおもてなしは肉だ!チーズだ!そして真っ昼間からワインだ!
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もちろん野菜も採って下さい。
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チーズにぶっ立てられたこのナイフ!「ざっくり切ってどばっと食えや」(紳士はそんなこと言いませんけどね)といわんばかり、まねできましぇ〜ん、さすが!
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イギリスの食卓には、ベリーがないといけません。サンキューベリーマッチ。
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何気に置かれたデッキブラシや、立ち木にかけられた帽子、ワイルド&デリケートとでも申しましょうか。
上品なカジュアルとはこういうものではないでしょうか。
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そうです。ほったらかしでいいんです、ベンチなんか。
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この方が主のジェレミーハケット氏、かっこいいですね〜。
我々の取材のために素敵なおもてなし、ありがとうございます。
このようなセッティングをさくっとやってしまうあたり、やはり年期がはいっていますね〜。
特に日本男児はおもてなしがヘタ、と言うかそういう男子文化がナイ(のかなぁ?)。見ならいたいものです。
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あつかましくも、お家の中を探検。男やもめ(のはず)ハケット氏の「男のインテリア」を拝見。
サンルームのコージーコーナー。こちらのお家、庭にはあまり花がありませんが、いたるところにベースに入った切り花が置かれています。ほっとしますね。
ほっとしすぎて寝ているのがブラウン・・・いやチャーリー?どっちだっけ。
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イニシャルプレートをさりげなく飾るのは、こういうインテリアのお約束です。しかし、あんまりでっかく主張しすぎるのはNG!
うちでこんな事すると、ただのバッチイコーナーになるもんなぁ・・・。
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ベッドルームの扉を開けると、窓際にこれまたお約束のコージーコーナー。奥には飲みかけのワインの瓶が3本、フォトフレームの嵐。
「扉を開けると中にはコージー」ドリフではありません、ヨーロッパのお約束です。
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ほしい!コレ
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ほしい!これも。
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ほしいほしい!!うわ〜ん。男の子だもん。
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あ〜ダメだぁ!まねしたくて欲しいものばっかり・・・

ホームパーティなどで、人のお家におよばれしたりすると、その人の普段見れない部分がインテリア等を通して垣間見られるものです。
そして、それはなぜだかホットする物や事であったりすることが多いような気がします。
ほっとして落ち着けるおもてなし、それが本当のホスピタリティかも知れませんね。
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ハケット邸の男のインテリアは、シモジイの「こうありたいインテリア」を、まさしく具現化したものでありました・・・がんばろ。
そこで一句、
”おもてなし、できてホントの、じぇんとるまん”
おそまつ。
| by modernliving | 2010-01-13 15:47 | シモジイ | Comments(4)
Commented by コウちゃん at 2010-01-17 16:38 x
おお! 懐かしいですね。改めて見るとやはり凄いですね。ものがたくさんあるのに散らかって見えない。そしてどの空間を見てもハケット氏のテイストでまとめられている。それでいてプライベートすぎず、どこかパブリックな要素もある。これはインテリアデザイナーの自邸にも共通して感じること。置いてあるものはプライベートでも、置き方(飾り方)のバランスがパブリックなのかもしれませんね。
Commented by シモジイ at 2010-01-18 11:03 x
コウちゃん
コメントありがとうございます。
なるほど、そうです。
最近の若者達は、自分の趣味の物で部屋を埋め尽くしてしまっている人が、あまりに多いですね。
悪いことではないんですが、パブリックな部分もないと招かれたほうが辛くなりますよ・・・。
シモジイ
Commented by modernliving at 2010-01-18 19:37
「ロンドンの中のカントリー」がテーマでしたね、
ハケット邸は。
「田舎」は「豊か」なのだと、改めて感じた住宅でした。
そして、さりげないことの格好よさも。

今、モダンリビングで毎号取り上げているグリーンテーマも、
この辺から芽が出ていたような・・・・。

それにしても、写真がよすぎ!!(当然ですが・・・)
ブログのクオリティ、上がりまくりで写真を出しにくく
なります〜〜(汗)・・・が、しかし・・・
頑張って、私も麗しの海外過去写真ブログ、始めますね!
(下田)

Commented by シモジイ at 2010-01-19 10:22 x
下田様
コメントありがとうございます。
またあらためて当時の写真を見返してみると、現在実践していることのルーツが見えてきますね。何しろ、3人しか目撃者がいないので、頑張って出してゆきましょう!
シモジイ