たまたま通りかかって、なんかいい感じ・・・と入ってみました。
和食のランチ(ふたりともこってり赤みその鯖味噌定食を賞味)も
おいしかったのですが,なんといってもこの「家」がおもしろかった。
入り口はこんなふう。日本料理「しろう」というのが店の名です。
中は,ほら!こんな感じ。フローリングに靴のまま上がります。
家具はモダン,しかも樹のテーブルに低めのラウンジ風の椅子という組み合わせ。
そして,上を見上げると・・・完全に抜けています。
軸組がそのまま表しになっていて,日本家屋のリノベーションということがわかります。
廊下から階段にかけて、思いがけない開放感。
私たちが座ったのは、廊下の横にしつらえられたコージーコーナー。
窓の外には、木賊(とくさ)の緑が・・・。
桟の表情も素敵です。
窓の外の小路。
少しの緑があることで、まったく違った空間に。
きっと元は、普通の家だったのでしょうね。
リノベーションでこんな風に変われるということを、改めて発見しました。
お店のサイトによると・・・
「店舗設計は、古民家の再生を得意とする建築設計の先生に依頼し、「素材」「設計」「施工」全てにおいて本物を追求し、「素材」は古材とアンティークの中の良い物だけを使用。また、古い木造建築物を再生する為、耐震構造は見えないところまで基準に基づいて細かく補強しています」とのこと。
青山の裏には,まだまだこんな「めっけもの」の空間が存在しています。
日本料理 しろう
東京都渋谷区神宮前3-5-1
TEL:03-5414-2311