編集長日記ーーフィン・ユールのデザインと日本の手仕事
リビングデザインセンターOZONEで開催中の「フィン・ユール生誕100年展」。
先日もこのML日誌でお伝えしましたが、いよいよ12日(日)で終了です。

まだ、観ていない方、この週末にぜひ!

フィン・ユールの素晴らしい椅子を、実際座って体験できる!
心躍る瞬間です。

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この写真は、フィン・ユール自身。
自分の事務所で、ソファ モデル46に座っているところ。

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そのソファがこれ。
このキュートなフォルム、たまりません。

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そのほかにもいろいろ。
みんなくつろいでいます。

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この展覧会に合わせて出版された、織田憲嗣さんの著書。
必見です。

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先週、金曜日には、島崎 信さんと織田憲嗣さんの対談が行われました。

今回展示されている椅子は、ワンコレクションから復刻されたもので、
ほとんどが日本製です。

現在、デンマークでは、高度な木工の手仕事の技術が難しくなってきているそう。
島崎先生は「フィン・ユールのデザインと日本の手仕事の素晴らしいマリアージュです」と
おっしゃっていました。

フィン・ユールのデザインは、技術的に難しく、
デザインされた当初は、製品化されなかったものも多いのです。

それが今、実際に買い、使うことのできるものとなって存在している。
その幸せを享受したいものです。


【フィン・ユール生誕100年記念展 The Universe of Finn Juhl】
会期:2012/1/28〜2/12 ※会期中無休
会場:新宿パークタワー (1F ギャラリー1)
詳細:www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/1233.html
| by modernliving | 2012-02-10 09:48 | 下田