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パリの皇族モダニズム  青木 淳子 (著)

昨年末、リニューアルして話題の「東京都庭園美術館」。
戦前、ここは皇族の朝香宮のお住まいだったって、知っていました?

アールデコの館ーーとして、都内で随一、と
あの藤森照信先生も書いていらっしゃいます。

そのアールデコの館が建った理由のひとつは、
朝香宮ご夫妻がパリに3年間住んでいたから。
1920年代の最新のパリを、身を以て体験していらしたのです。

その3年間の様子がつぶさにわかる一冊!
ひと言でいうと、ものすごく!おもしろい!!!

この本の著者である、青木淳子さんは、私の元同僚であり、
同期入社の友人。婦人画報社を辞めたあと、皇族の服飾史を研究していました。
その間に、青木さんは庭園美術館の資料室でパリ時代の受領書(領収書)を発見!

受領書は、ご夫妻がどこで、いつ、何を買ったか、どのレストランに行ったか、
どこで写真を撮ったか、どう暮らしていたか、召使いは何人いたか…を
全部、物語っています。

この本は、その受領書を元に、ひとつひとつ裏付けをとり、
ひも解いた一冊。

アールデコに興味がある人には、朝香宮邸(庭園美術館)が
どういう経緯で建てられたか、妃殿下の役割は・・・など、

絶対、あすすめの一冊です!
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本の内容紹文(Amazonより)

<東京都庭園美術館に埋もれていた新史料発見! >

エルメス、ルイ・ヴィトン、トゥールダルジャン--。
当時の一般勤労家庭の142倍の生活費で、
皇族は何を買い、どんな暮らしを送っていたのか?

これまで謎に包まれていた、
明治天皇の第八皇女・允子(のぶこ)妃と夫・朝香宮鳩彦(やすひこ)王の1920年代パリ生活が、東京都庭園美術館に埋もれていた新史料から明らかに!

その史料とは、大正13年(1923)から約3年間、朝香宮夫妻がパリに滞在した際の3000枚にもおよぶ領収書を綴った「受領證綴」。
そこには、今も残るエルメス、ルイ・ヴィトン、トゥールダルジャン、ヘンリープール等の老舗ブランドの受領証が一枚一枚丁寧に綴られている。著者の調査によると、トゥールダルジャンの受領証は、パリ本店にも現存していないその当時の貴重なもの。

著者は、現地調査や外交史料等多くの史料も加え、受領証から、これまで謎に包まれていた夫妻の生活や皇室外遊についてを読み解いていく。たとえば、長らくその由来が不明とされていた允子妃のティアラは、当時の老舗宝飾店バンスランのものだった。

本書は、受領証はもちろん、当時の雑誌や建物等の多くの貴重な写真とともに、朝香宮夫妻のパリ生活、またこの外遊が日本にもらたらした文化的意義、「皇族モダニズム」について紹介する。
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| by modernliving | 2015-01-21 18:31 | 下田 | Comments(0)
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モダンリビング編集部は、ここのところ毎日、撮影が続いておりまして。
私も、先日、リノベーション実例の撮影に行ってまいりました。

苅部寛子建築設計事務所+成瀬・猪熊建築設計事務所が手がけた「世田谷フラット」。

以前、写真を拝見して以来、行きたい! と思っていた実例でした。
実際に訪れてみると、想像以上の素敵さ。

苅部さんと猪熊さんの自邸というだけあり、
さまざまな実験的な試みが行われておりました。

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玄関から見たLDK。
節の見える木の床と、壁紙をはがした跡を生かした壁の仕上げ、RCの天井…
いつくもの質感が絡まりあって、ラスティックだけど落ち着いた空間を
つくりあげておりました。

まさに、今っぽいリノベーションの空間。
ここに住みたいです。



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高速でキッチンを片付けてくださったコウちゃん先輩。



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隠し撮り(?)をする下田編集長。



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この日はLOVE GREENからいくつかのグリーンを持ち込みました。
葉がちらちらと揺れるエバーフレッシュが、プレーンな空間に合っています。
トモさん、暑い中、ありがとうございました。
それにしても、グリーンが生える家でした。



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かなり幅狭なトイレに入っているのは、同行してくれた臼田嬢。
私も入ったのですが、本当に、狭いんです。
でも、無性に落ち着くというか…。かくれんぼしている気分?
空間全体のサイズを厳密にした結果、この幅になったそう。


写真にも出てくださった、苅部さん、猪熊さんありがとうございました!!


このリノベーション実例の魅力は、次号で余すところなくお伝えします(`・ω・´)
| by modernliving | 2011-08-18 17:44 | ナナ | Comments(0)
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建築家の吉村靖孝さんが、

「被災地に家を届けよう
エクスコンテナ・プロジェクト」



をはじめられています。

HPは、こちらをクリック


「エクスコンテナ・プロジェクト」は、
海運コンテナの規格を流用した建築物「エクスコンテナ」をつくり、
被災地に届けるプロジェクトです。

仮設並の価格で、常設並の性能を有する「エクスコンテナ」によって、
一刻も早い日常の回復に向けた生活拠点の提供を目指します。

(エクスコンテナ・プロジェクト代表:吉村靖孝/建築家)

HPより



「エクスコンテナ」のツイッターはこちら


このプロジェクトのポイントは、海運コンテナのと同じ規格であること。
安価に、安全に、迅速に、
被災地に家が建てられるのではないでしょうか?


吉村さんのように、素早い行動を取られる建築家の方を、
本当に素晴らしいと思います。


この活動がどんどん広がっていきますように。

寄付を受け付けていらっしゃるそうです。

ぜひ、HPをご覧ください!
| by modernliving | 2011-03-30 14:39 | ナナ | Comments(0)
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建築家の坂茂さんが主宰する「ボランタリー建築家機構」が
避難所となる体育館などで使用するための、
簡易間仕切りを設置するプロジェクトを行っています。

ニュースでご覧になった方も多いかもしれませんが、
実際に、新潟県や山形県の避難所に設置をされたそうです。

その様子は、公式HPでも紹介されています。

山形新聞の記事によると、
実際に坂さんが間仕切りの説明もされているようです。

素早い行動に感服いたしました。
行動力のある方って、本当に素晴らしいです。
と、同時に、自分に何ができるのかを考えさせられました。

この坂さんの活動の優れている点は、
簡易間仕切りを支援する募金活動を行っており、
募金をされた方には、進行の具合をメールで連絡してもらえるところです。

私も募金してみました。

このブログにも、記載します。

東北地方太平洋沖地震によって犠牲になられた多数の方々に、深く哀悼の意を表します。
我々ボランタリー アークテクツ ネットワークでは、
被災され、避難所で数ヶ月間プライバシーのない生活を強いられる人々の精神的負担を和らげることが急務と考えます。
これまで避難所のために作ってきた簡易間仕切りを改良して作り、設置する活動を行っております。
今後、皆様からの義援金および近隣のボランティアのご協力をお願い致します。


募金口座
銀行名:    三菱東京UFJ 銀行、 東松原特別出張所
口座名:    ボランタリーケンチクカキコウ バンシゲル (ボランタリー建築家機構 坂茂)
口座番号:  普通 3636723

募金を頂いた方々には進行のお知らせをお送りいたしますので連絡先を、メール (van@shigerubanarchitects.com)
またはFax (03-3324-6789) でお知らせいただきますようお願いいたします。
なお、以前に掲載しておりましたメールアドレスから変更させて頂きましたのでご注意下さい。

(公式サイトより)

| by modernliving | 2011-03-25 02:08 | Comments(0)
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節電を心がけて、ベッドの中に潜り込んでパソコンをしているため、
ゆるやかな眠気との葛藤を続けている今日このごろです。

webや twitter、動画サイトで震災のことについて
情報を集めていたところ、
先ほど、住宅支援に関する新たな動きが見られました。

「仮り住まいの輪」

というHPです。

回の被害の特徴として、生活の基盤となる土地とまちの喪失という未曾有の状態が あり、かつて住んでいた土地を離れての生活再建を選らばざるを得ない方もいらっしゃると思います。
「仮り住まいの輪」で提供される住宅は暫定的なものです。公的な支援が整うまで、または 地元を離れて新たに生活基盤を整えようとする方のための仮り住まいの住宅です。しかし 私たちは、単なる住宅というハードの提供ではなく、あたたかい人のつながりを用意したいと考えています。

思いをアクションにのせて交換することで、この仕組みは動きだします。 そして、思いがあれば出来ることが見つかる、そんなプラットフォームを目指しています。

とにかく、始めます。共につくっていきましょう。明日の日本のために。

阪神大震災を乗り 越え、復興に関わった仲間もたくさん参加しています。 (HPより)



実行委員には、建築家、住宅関連の仕事をされている方々の名前が挙げられています。

また、twitter上では、 #karizumai でハッシュタグがつくられています。

http://twitter.com/#!/search?q=%23karizumai

まだ、生まれたばかりのシステムでしょうし、
決まっていないこと、問題提起されること、たくさんあると思います。
いろいろな人の意見を取り入れながら、育っていくものだと思います。

でも、この動きがうまく進めば、今までとは違った形で
被災者の方々の暮らしを支援できるのではないか、と。
しかも、これまでとは異なるスピード感で決まって行くのではないか、と。

そう信じたいと思っています。


そのほかにも、このようなサイトが立ち上がっていました。

被災者住宅支援サイト

シェアハウスで被災者を受け入れるノウハウまとめ

これからどんどん増えていくと感じています。

どうか、被災された皆さんが、少しでも早く、疲れを癒せる場所が見つけられますように。
そして、できるだけ早く、街が復興して、故郷で新たな楽しい思い出を刻めるように。

願ってやみません。
| by modernliving | 2011-03-18 23:13 | ナナ | Comments(0)
 最近読んだ本です。

『街場のメディア論』

知り合いの建築家の方が内田先生のご自邸を設計されていることもあり、内田先生の著書を再度読もうかな…
と思っていたので移動中に購入。

街場シリーズは読んだことがありましたが、
『街場のメディア論』
は初見でした。

末席ではありますが、メディアに関わる人間としてどのようなリテラシーが求められるのか、とても身につまされる1冊です。
私はメディアに関わることを積極的に選択して現在の仕事を選んだわけではありませんでしたが、現在ではその仕事の尊さに誇りと責任を感じています。

しかしながら、私の大切な仕事である、
雑誌を含めた既存メディアが現在危機的状況にあることは、誰もが周知のことです。

この本には、メディア側の人間にとっては、誰もが耳が痛いような内容が書かれていると思います。
その内容をしたり顔で「それがビジネス」とするか、納得する、反論するなど、として自分の血肉化を試みるか、そこで受け手の「知」が試されています。

さまざまな人が、さまざまなかたちで情報発信できる今。カンニング事件などで「ITリテラシー」などといわれますが、それは本質的問題ではありません。誰もが簡単に「メディア」にリーチできる現在、関係者ならずとも、必読!です。
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<アマゾンの紹介文より>
おそらくあと数年のうちに、新聞やテレビという既成のメディアは深刻な危機に遭遇するでしょう。この危機的状況を生き延びることのできる人と、できない人の間にいま境界線が引かれつつあります。それはITリテラシーの有無とは本質的には関係ありません。コミュニケーションの本質について理解しているかどうか、それが分岐点になると僕は思っています。(本文より)
テレビ視聴率の低下、新聞部数の激減、出版の不調----、未曽有の危機の原因はどこにあるのか?
「贈与と返礼」の人類学的地平からメディアの社会的存在意義を探り、危機の本質を見極める。内田樹が贈る、マニュアルのない未来を生き抜くすべての人に必要な「知」のレッスン。神戸女学院大学の人気講義を書籍化。
| by modernliving | 2011-03-07 11:37 | サトウ | Comments(0)
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次号のモダンリビング196号は、60周年記念号。
もう、これは、祭りです。
頭の中では常に、北島三郎さんがはっぴ姿で
「ワッショイ!ワッショーイ!」と歌っているイメージが
流れている感じです。

で、その祭りの一環で、

ブックディレクターのBACH 幅 允孝さんを取材しました。

場所は、幅さんがブックコーナーを手がけられた、
新宿にあるカフェ&ダイニングブルックリンパーラー

ここが、素敵な場所なんです。
だって、キャッチが

「人生における、無駄で優雅なものぜんぶ」

ですよ。

常々、新宿はカフェ砂漠だ…と思っていましたが、
ここは砂漠のオアシス。
かなり使えます。



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幅さんが携わったブックコーナーがこちら。

この本棚も眺めていると、あれもこれも欲しくなってしまいます。

幅さんによると、「意外と早く売れちゃうんです、ここ」とのこと。

見つけたら、即ゲットです。

ちなみに、幅さんに教えてもらったおすすめのメニューは、

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レモネード。

細かく砕いた氷とローズマリーが一緒に添えられています。

これもおいしい!
ごくごくいけます。


住宅における悩みのひとつである、
「本」そして「本棚」をどう素敵に見せるか?
を教えてもらった幅さんの記事は、
4月7日の発売日をお待ちくださいませ!!!
| by modernliving | 2011-03-02 12:02 | ナナ | Comments(0)
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今日、モダンリビングの195号が発売されました。

私がこの本に関わることになったのは2003年の10月号からです。
それが151号でした。
ですから、この号で45冊,作ったことになります。

一冊一冊,編集してきましたから,
改めて振り返ってみたことはありませんでした。
それがふと,気がつくとこんなに多くの本が並んでいる・・・
ここにある時間の経緯に、少しくらくらする思いです。

取材に行った家も,インテリアの撮影のひとつひとつも
すべて覚えています。
すべてが特別で,かけがえのない時間でした。

そしてその中で,共に仕事をしてくださった多くの方たち。
熱い思いとひたむきさと優しさに溢れた方たち。
建築家の方も,スタッフの方たちも,そして編集部のみんなも
本当に一期一会だと、今更のように思います。

195号は,創刊60週年の思いを少しずつ重ねながら作りました。
「和モダン」というすでになじんでしまっているようで,
まだ確実には捉えていない心地よさの源を、探りました。

「質感コーディネイト」も「引き算リノベーション」も,「冬の庭」も
今,私たち自身が興味をもち,実現したいと思っていることです。
自分たちの目と気持ちが向いていることを本にしたいーー
いつもそう思っています。

モダンリビング,手にとってページを開いてみてください。
過去のモダンリビングのイメージではなく,今のモダンリビングを
見て頂きたいのです。
きっと何か,感じていただけるものと信じています。
| by modernliving | 2011-02-07 22:28 | 下田 | Comments(0)
昨日のML日誌でも書いたパナソニック汐留ミュージアムで開催中の「白井晟一展」を、詳しくご紹介します。

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<建築家・白井晟一とは?>
人あるいは詩人と呼ばれ、あるときは孤高あるいは異端と形容され、生前から神話化されていた建築家、白井晟一(1905-1983)。戦後日本のモダニズムの潮流からスタンスを置き、初期の木造建築から黙示的な原爆堂プロジェクト、そして代表作の親和銀行本店から以後の展開に至るまで、象徴的で物語性に満ちた形態と光に特徴づけられる独自の建築を生み出しました。同時代の建築家とは明らかに異質で、かつ高度に完成された彼の作風は、一体どこから生まれたのでしょうかー多くの分析や批判が試みられましたが、謎は謎のまま残っています。20代後半ドイツに留学した白井は、1928年から33年のヨーロッパにあって独自の教養を身につけていきます。当時世界は全体主義への流れの中にあり、近代は輝かしいものではなくなっていました。ハイデルベルク大学のヤスパースの下やベルリン大学で白井が学んだドイツ哲学は、その近代を理解し対峙する手立てとなり、加えて幼時に体験した禅と書がその独自性を肉付けしました。壮年期に入って彼は、中国の書家、顔真卿(がんしんけい)、黄庭堅(こうていけん)、米(べいふつ)を本格的に学んで書と取り組んでいます。白井晟一とは何者だったのでしょう。その建築作品や書、装丁、エッセイ、あるいは建築家としての活動を近代日本の中でどのように位置づけるべきなのでしょうか。本展は彼が遺した様々な表現を星座のように布置し、その全貌に迫ります。(展覧会のHPより)

【略歴】
1905年京都生まれ。1928年京都高等工芸学校(現・京都工芸繊維大学)図案科卒業。美学者の深田康算に薦められ同年ドイツ・ハイデルベルク大学へ留学、哲学を学ぶ。義兄で画家の近藤浩一路の渡仏を契機に、パリの知識人とも交流を深める。1933年に帰国以降、建築の道に入る。装丁家、書家としても優れた作品を多く遺している。著書にエッセイ集『無窓』等。1969年に日本建築学会賞受賞。1980年日本芸術院賞受賞。1983年78歳で逝去。

・・・・と紹介文を読むと,なにやら哲学的なのですが,百聞は一見にしかず。
この展示では、白井晟一の精神を感じ取れる構成になっています。

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愛用していた机や小物も展示され・・・

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主な建築のパネルと詳細な模型も・・・

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実現しなかった幻の原爆堂も模型で際限されています。

白井晟一は書家としても知られ,書もテーマに沿って掲げられています。
その書は自由闊達、建築家の精神を
いちばん表しているといえるかもしれません。

2011年3月27日(日)まで開催中です。
| by modernliving | 2011-01-17 01:06 | 下田 | Comments(0)
寒い日曜日でしたが,がっちり着込んで散歩に出掛けました。
代々木八幡を抜けて,渋谷へ。
Bunkamuraを過ぎ,何年かぶりに松濤美術館へ行ってみました。

藤森照信さんの連載「名作住宅ふたたび」で
秋田・湯沢の白井晟一設計の試作小住宅を訪れたのは10月のこと。
現在発売中の「モダンリビング」で掲載しています。

今,パナソニック汐留ミュージアムでは、白井晟一展が開催されています。
白井晟一展の情報はここをクリック。

松濤美術館は白井晟一の設計です。
個性的なエントランスを見ただけで、その特徴は一目瞭然です。
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そして中に入ると,円形のホール。
中央には,屋外に大きな水盤と噴水が・・・。
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噴水のある地下1階から見上げると、こんな景色。
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そしてその上には,まあるい青空が・・・。
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何とも不思議な気分になります。

試作小住宅は施主の愛情によって,50数年を経て東京上野毛から
湯沢に移築され,新たな命を得ましたが,
白井晟一の建築は,減り続けています。
そんな中,誰でもが見,感じることのできる公共の美術館の存在は
とても貴重だと、改めて思います。

現在開催中の展示は「大正イマジュリィの世界」。
イマジュリィとは、「意匠」のこと。

これは竹久夢二のものです。
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懐かしくも美しい,イラストレーションやグラフィック,
そして本の装丁をじっくりと見ることができました。
1月23日まで開催中です。
| by modernliving | 2011-01-16 22:44 | 下田 | Comments(2)
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