昨日内覧会に行って体感してきました。

場所は六本木のサントリー美術館。会期は3月28日~5月17日までです。

江戸時代後期に日本で生まれた藍色や赤色などに輝く切子ガラス。
その名作品の数々が、展示されています。

この本(サントリー美術館の展示にて、発売)にも記載してありますが、
薩摩切子は、第十代薩摩藩主・島津斉興(なりおき)が始めて薩摩の産業となりました。
その息子斉彬(なりあきら)で成長をとげましたが、1863年薩英戦争によりガラス工場が破壊され、
その後衰退をとげたそうです。
婦人画報 の5月号にその特集が掲載されています。



実物を見ると、繊細で柔らかなフォルムがとても美しかったです。
この時期に花開いた、西洋と日本が独特な雰囲気で融合するガラスの存在感
を堪能しに、是非行ってみてください。