過疎化と高齢化が進んだ本村という場所を
元気にするプロジェクト。。
使われなくなった家を改修したり、
集落、寺、神社などのあり方を問う企画になっています。
宮島達夫、私の好きなジェームズ・タレル、千住 博、大竹伸朗、須田悦弘らなどの
作品が点在し、わくわく、どきどき!
ジェームズ・タレルの南寺(設計は安藤忠雄さん)の作品、よかったです。
これは、杉本博司が再生させたという護王神社。
古墳を意味するという地下に入ることもできます。
巨大な石を使用したり、ガラスなど、新しい素材を混ぜたりして
「生と死」が一緒にあった時代への回帰を意味しているそう。
「日本古来からある神が宿る神社を構造を含めてあんな形にするのは、
その本来の意味をわかっている人はありえないと思っていますよ」
とある学者の方が、辛口の意見をしていたりしましたが。。。
昔ながらの町並みを残そうとしています。
そして、どんどん新しい作品が展開しているそうです。
海のほうに行くと、こんなのどかな風景も。
これは、船着き場にある草間弥生のかぼちゃ。
中に入ると、水玉の世界に頭がくらくらする心地よい空間。
そして、瀬戸内海の風景を切り取って見ることもできる。
本村で気持ちよさそうに昼寝していた猫。
話しかけると枯れた顔でこちらを見てました。
鼻のまわりが黒くて泥棒系の顔つき、いい感じ、好みざんす!!
そこらへんにアートが無造作に転がり、
自然とアートと時間を通して人間であることを気持ちよく味わうことができる島、直島。
また行ってみたい場所ののひとつです。
再生は可能。
芸術や自然は人を幸せにする。
そんなことを感じ、元気になることができるかもしれません。
5月の散歩におすすめですよ。
寄り道編も乞うご期待。