NYに住んでいるアメリカ人の友人と、10年ぶりくらいにランチをした。彼は子供を二人連れてやってきた。ベジタリアンなので、表参道ヒルズ「やさい家 めい」に行く。子供たちは、すっごく可愛い。だが、私は普段、子供の影がない生活をしているので、そのめまぐるしさにクラクラしそうになった。
彼は、子供達が何を言っても、ひとりずつ向き合って大人に対するように話をする。とてもていねいに。聞かれたこと、子供が興味を持ったことにきちんと答える。
彼は、NYの一流ホテル、ウォルドルフ・アストリアのスウィートルーム(観客50名)で週に5回のショーをもつプロのマジシャンだ。75ドル〜100ドルのチケットは、3ヶ月先まで売り切れだという。
親子と別れ、編集部に戻ると、明日のインテリア撮影の準備が進んでいた。スタッフ・モモと撮影用の食材を買いに行く。ルッコラ、ハム、チーズ、パン、カルネ、マカロン、クッキー、ドライフルーツ、オリープ・・・。
編集部に帰る途中、ジオ・ポンティの名前を見つけ、クリストフルのショップに入る。ジオ・ポンティとクリストフルのコラボーレーション・アイテムの展示販売。彫刻的なモチーフに見入っていると、「お嬢様がご覧になっているのは・・・」「お母様の前にございますのは・・・」とショップスタッフ。
カジュアルな格好で、紀伊国屋とドンク(パン屋さん)の大きな袋を抱えた私とモモ。訂正する気力なし。
ビジネスチームの新田さんと12月売りの号について話す。ミーティングというほどではない、こんな「MLカフェ」(編集部の丸テーブル)での会話が次の企画につながっていく。
18時。 21_21デザインサイトの腰本さんと小野寺さんが、「THE OUTLINE 見えていない輪郭」の打ち合わせで来社。まだ表紙に入れる要素が確定していない。早急に、深澤直人さんと打ち合わせすることに。
20時半。借り出しに行っていたインテリア班のスタッフとほぼ同時に、カメラマンの下村さんとアシスタントの松本さんが登場。明日の撮影の打ち合わせをする。少しコントラストを強く撮りましょうと、新しい方法を提案してくれる。
明日のお弁当用の食材を手に帰宅。お弁当の仕込みをする。
明日はあまり晴れない方がいいのだが・・・。
<あの連載「見えていないデザイン」が一冊の本になります>
深澤直人×藤井保「THE OUTLINE 見えていない輪郭」
(¥3.000 アシェット婦人画報社)
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<今日の可愛い子供達!!>
10月生まれだけど、名前はジューン。もうすぐ5歳。お絵描きが大好き。
9歳のお兄ちゃん、アレックス。ずっと電子辞書で難しい漢字の読みを当てっこしていた。