夏のある日 壱岐でも舌鼓/シミリエ姫
 6月に行った壱岐で知り合った漁業組合のトシヤ君から「夏においで。美味しい魚くわしたる」という誘いにそそのかされ、また壱岐へ。
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今回はマグロで有名な勝本の港だけに滞在。「知り合いの別荘を借りちょるけん」という
甘い誘いに、モダンリビングのくーみんを拉致して、食い旅へ行ったのでした。

初日から海女の龍さんの船に乗り込み、石鯛やさざえやアワビやウニを採る予定でしたが・・・。
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ど素人にはぜんぜん無理。
今回は泳ぎが得意な友人、さっちゃんも同行。
しかし、、、
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勝本の港は静かです。
お店も看板がないので、お店なのか家なのかわかりません。
昔はこうだったんですね。
いい町です。皆親切。
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少し、地元に住んでる気分なども味わいながら過ごしておりました。
都会育ちのシミリエには本当に刺激的。
朝8時には朝とれたてのイカなどを持ってどんどん人がきます。
びっくり。

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これが漁師流、アカイカの丸入れ。
新鮮だから美味しい。
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龍さんがついてきてくれた石鯛。東京ではめったに
お目にかかれません。タタキにしていただいたら美味。
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これがタタキ。
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卵はお吸い物に。これも美味しかった。
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壱岐牛で焼肉。
お店で育てている牛だそう。
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龍さんが採ってきてくれたアワビをその場で刺身とバター焼きに。
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サザエの「肝だけも茹でたもの」も逸品も。
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なぜか、大人なのに生き埋めにされてしまったわ。
むむ。くーみん、嬉しそうじゃーん。
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そんなくーみんは、地元の迷子りこちゃんとお友だちに。
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辰の島の蛇が谷は本当に絶景でした。
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浜も人が少なくてきれい。
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住人気分で過ごした数日。
そのへんで採ってきてもらった魚を毎日食べ、
皆様に親切にしていただき、
とても楽しく暮らすことができました。
家もそうですが、温かな人との関わりが環境をつくるものですね。

辰の島にはこの船でぜひ。
船長さん、龍さん、としやくん、多くの皆さまありがとうございました。
勝本食道楽旅、堪能!!

来年も遊びにいきまーす。どうぞよろしく!

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モダンリビングの連載「見えていないデザイン」が1冊の本になりま
した。
著:深澤直人 写真:藤井保
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THE OUTLINE 見えていない輪郭

| by modernliving | 2009-08-29 16:23 | シミリエ