このときは、この詩を書かれた堂園晴彦さんについて、あまり詳しく書かなかったので、少し書かせて頂こうと思う。
堂園晴彦さんが院長を務める堂園メディカルハウスは、鹿児島にある。
サイトの基本理念には「堂園メディカルハウスとは、「病院の中に家庭の雰囲気を」という思いで名付けました。ホスピス機能を有した有床診療所で、がんの共存治療・緩和ケアをはじめ、アレルギー・アトピー治療、婦人科、産科・助産婦外来、慢性疲労の治療も行っております」と書かれている。
NY在住のアーティスト・ジュエリーデザイナーであるお姉様、堂園まり子さんからお話を伺って、堂園院長の存在を知った。
堂園院長にお目にかかったことはないが、このサイトを拝見していると、その理念と実際の活動が察せられる。
死と向き合うことは、誰にとってもつらく苦しい。身構え、避けようとしてしまうときもある。だが、
心は風のようなものです。春風のように見舞ってください。
という、堂園院長の言葉に、少し、柔らかな気持ちになれる気がする。

バリ島のジンバランの海辺で、もうすぐ陽が沈もうとしている。地元の3人の子供とお父さんが波と戯れていた。美しい景色の中での、無垢な家族の姿に、心が熱くなった。
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