愛知県は 幸田町 にある工場は、敷地面積約23000坪を誇り、123名の方が働く大きな工場です。
幸田工場では、洗面、内装材、そして大ヒット中の全自動おそうじトイレ「アラウーノ」を生産しています。

住宅関連の媒体の皆さんとゾロゾロ移動。東京から約2時間の旅。駅に着くと、パナソニック電工さんが用意してくださったバスが!
という訳で、今回は、アラウーノの生産ラインを見せていただけることに!
工場見学ってかなりテンション上がります。
嫌いな人はまず居ないでしょう。
順を追って写真アップします。バーチャルツアーという感じで。

鋳型からドンドン便座の部分ができてきます。
これまでの陶器製便器については、製造に平均で4日〜5日ほどかかっていたそう。それに比べて、このアラウーノは有機ガラス製でなんと
約4時間〜5時間。
あっというまにトイレになります。
今月(2009年12月)の幸田工場のアラウーノ生産目標は、日産600台、月産11000台だそうです。

工場には若い女性がたくさん!
有機ガラス製のアラウーノは、その軽量さゆえ、女性でも組み立てや梱包などの作業が可能です。
工場では女性の方がたくさん活躍されています。

パナソニック電工が開発した「ターントラップ洗浄方式」の機械部分。
ターントラップ洗浄方式とは…
排水路(写真)が上向きから下向きに動くことで、水に勢いを発生させ,流すパナソニック電工独自の洗浄方式。これにより、大洗浄時5.7ℓ、小洗浄時4.5ℓを実現しました。
アラウーノは、
平成19年度省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」を授賞しています。

ふたが完成。
オートメーション化が進んだ近代的な工場ですが、
たとえばトイレの外観の最終的なみがきの仕上げなどは人の手でないとできないそう。
製品への飽くなきこだわりが、アラウーノの品位を支えています。
このあと、
工場やパナソニック電工のみなさまとの懇親会があり、
さらに製品への熱い思いを伺いました。本当に自社の製品を愛している皆様。我々メディアとしても、気持ちを新たにさせられ、身の引き締まる思いでした。
このアラウーノも掲載されている深澤直人×藤井保の本
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デザイナーである深澤直人さんのアラウーノに対する思いは、ぜひこちらでご覧ください。













