地方の時代。川内村のカフェ/モダンリビング・佐藤
 今年の元旦、福島の実家に帰省していた私は、地元で働く兄につれられ,母の実家のある川内村に向かったのでした。

川内村と言えば、詩人草野心平が暮らした場所として地元では知られるところですが、
現在では、アーティストを誘致して、盛んに村おこしをしていることで知られています。
陶芸家や画家などが村へ移住し、集落ができています。廃校になった小学校は、現在ギャラリーとして運営されていたりします。

草野心平が撒いた芸術の種が、今村の魅力となって人を集めているのかもしれません。


このカフェ・ダノニーのオーナー2人も、Iターン、Uターン組だそう。

兄が
「川内村でカフェ・ラテが飲めるなんて画期的だ!!」
と興奮していました。そのテンションは村の田舎ぶりを知るものなら誰もが共有するところです。

私は本格インドカレーを食べました。
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そして1杯づつドリップするコーヒーを飲みました。

とても美味しかったです。

あたりは川や田んぼ、そして山だらけの村です。
農作業中のおばあちゃんが、カフェラテをテイクアウトするなんて光景は、めちゃくちゃイカしてると思いませんか?

地方の時代 といわれて久しい昨今ですが、
こういう民間のボトムのところから始まる町おこし、いいな、と。

地元出身の人間として、
とても感動しました。

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そして写真はカフェ・ダノニーで撮影した我が姪子、藍(1歳)。
脈絡もなにもありませんが、溺愛していますため、あしからず。
| by modernliving | 2010-02-02 17:53 | サトウ