
ハンスグローエはドイツの浴室・洗面・水栓金具製造の老舗。
中でも「アクサーシリーズ」では、これまでに、スタルクやアントニオ・チッテリオなど、
著名なデザイナーを起用し、おしゃれな水まわり機器で注目を集めていました。
で、その「アクサーシリーズ」からパトリシア・ウルキオラが手掛けた、
「アクサーウルキオラ」が登場したんです!
昨年のミラノサローネで発表されたのですが、
私は行っていないので、見るのがこれが初めて。
早速、ショールームで行われた発表会をレポートします。
上の写真が、新発売のシリーズ。
取っ手付きのバケツが、そもそものイメージの源だったそう。
日本で言うと、「たらい」?
でも、バケツ感がかなり出ていて、
親しげというか、お風呂に入るのが楽しくなりそうなプロダクトです。

ハンスグローエ「アクサー」ブランドマネージャーのフィリップ・グローエ氏。
ときにジョークを交え、ときに商品のモックアップを手にしての熱いトークを繰り広げてくれました。
商品化がいかに大変だったのかが、伝わってきます。

この日は、2人体制での同時通訳。力、入ってますね~。とても聞きやすかったです。

こんなかわいい水栓機器って今まであったのでしょうか?
ウルキオラは女子のツボを見事に押さえている気がします。

トレイが一体型になっているところも然ることながら、自由自在に動くバー部分がすごいんです。
口ではうまく説明できません…。ぜひ体験してみてください。

現在、日本に2,3台しかない貴重なお品。展示に併せて、日本フロスさんが貸してくださったそう。


茂木さんがつくられた植物の寄せ植え。
これまたウルキオラがデザインした、エミューのプランターに入っています。
プテリスにアジアンタム、アスパラガス、ストレリチア、そして、つばき! 斬新!
ということで、ウルキオラの魅力がびんびんに体感できる展示でした。
皆さんもぜひ、ショールームでチェックしてみてくださいませ。