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編集長日記ーアアルトの「フィンランディアホール」/ 下田
 ML190号(4月7日発売)の校了に謀殺された今週。すっかりブログもご無沙汰になってしまったが、その間,シミリエがせっせと青山うまい処を紹介してくれた。しかし、このままでは,食べ物ブログ一辺倒になってしまいそう・・・今日から本来のインテリアと建築へ。

 さて、フィンランドから戻って時間が経ってしまったが(早くも2週間!!)、まだ上げていなかった写真をエントリー。

帰国最後の日。午後の飛行機だったので,ぎりぎりまでお仕事,お仕事。


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フィンランドの建築家・アルヴァ・アアルトが設計した「フィンランディアホール」(1962〜71年建設)。白く羽を広げて,雪の中に佇んでいた。

<アルヴァ・アアルト>
本名フーゴ・ヘンリク・アールト(Hugo Henrik Aalto, 1898年2月3日-1976年5月11日)は、フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家、都市計画家、デザイナー。その活動は建築から家具、ガラス食器などの日用品のデザイン、絵画までと多岐に渡る。
スウェーデンのグンナール・アスプルンドと並んで、北欧の近代建築家としてもっとも影響力があった一人であり、モダニズムに対する人間的なアプローチで知られる。フィンランド共産党ほか、生涯作品は多数。
ユーロ導入まで使用されていた50フィンランド・マルッカ紙幣に肖像が描かれていた。
(ウィキペディアより)


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9時半から撮影のはずが,いろいろ手間取り到着したのは9時50分。10時からオーケストラのリハーサルが始まると言う。「早く,早く〜!!」と言うまでもなく,カメラマンの下村さんはホールに突撃! 10時前には撮り終えていた。

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ホールの外のロビー。ここに置かれた家具もアアルトのデザイン。外からの柔らかい光にシルエットが浮かび上がる。

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ロビーを2階から見下ろしたところ。沈んだブルーのカーペットは海のよう。そこに点々と家具の島が・・・。テトラ形のテーブルもアアルトのデザイン。家具だけでなく。グリーンにも注目。

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この照明もアアルトがデザインした。

 このホールは,今もヘルシンキ市民に愛され,日常的に頻繁に使われているという。

 フィンランドでは、至る所でアアルトのデザインや建築に出会う。それはとてもしっくりと街や空間に収まっていて,建築・デザインと言うよりもすでに,ひとつの風景のように思えた。
| by modernliving | 2010-03-27 02:41 | 下田