見学にいってきました。。。」
4月1日から解体がはじまっています。
1970年にできたという。
そのまえにあった1949年にできた「滴々居(てきてき きょ)」を立て替えた自邸だ。
これが、以前の状態。
真っ赤な壁や絨毯などで、独特の艶があります。
1970年かあ。
これも。
室内は洋がたっぷり。でも庭は日本の禅がたっぷり。
このバランス!
この本にいろいろ書かれてます。
藤森照信さんによれば、白井さんの建築は「素材」と「閉鎖性」。
もう取り壊す寸前の、家も真っ暗でした。
でも、以前も暗かったんですね。
赤いカベや青いかべもあり。
クルマがびゅんびゅん通る目白どおりから
カベの内部がまったく見えない、まさに外に閉じた住宅。
四方がカベ。。。現在の外に閉じる住宅のさきがけですね!
年月をへた外壁。
もう見ることが出来なくなる。
お孫さんのげんたさんも。
ということで、最初に見学会の日程にのこのこと
1日あとに間違えて行ってしまったわたしたち(編集長下田とモモそ引きつれ)
(3人とも誰か、日程を確認しようよっての!)
そして、見られなかった日にふたりに近くのげんたさんの家(白井さん設計)
に連れて行ってもらって、お茶を濁したときの画像です。
建築、特に住宅の建築は本当にさまざまな事情で取り壊されることが多く
なかなか残らない。
この虚白庵もとても残念です。
小西さん、測量の日にご無理申し上げて伺うことを交渉していただき
本当にありがとうございました。
この目にしかと焼き付けました。