応募総数は、170点以上。
皆さん、書の心得がある方ばかりだとは思うが、
それにしてもちゃんとキャレモジ作品になっている。
キャレモジは、線の極まりと風景情景を描くデザイン性の
両方が求められる。
私も教室に参加させて頂いたことがあるが、
「文字」という制約から、解き放たれて書くことは
思っているよりもずっと難しい。
作品は、額に装丁されている。
これは、「インテリアに飾りたくなる書」という
キャレモジの本質でもある。
応募者がすでに額装して送ってくる場合もあるが、
ほとんどは応募者の希望を汲み取ってキャレモジが額をデサインしているそう。
グランプリ、優秀作品は、
日本橋ドマーニにて展示される予定。
ぜひ、ご覧ください。

これはキャレモジの墨絵。
審査のためにギャラリーに伺った時、ちょうど壁に掛かっていた。
左が風、右が水を表現しており、2つでひと組。
旅館のエントランス用にオーダーされたものだそう。