
「小さな教会のような、祈りの家具をデザインした」そう。

小さく開けられた色ガラスの入った窓がきれい。
ポエティックな家具ですなぁ。

韓国のデザイナーさんの作品です。
底にくぼみが着いていて、お酒を入れて飲み進めていくと、
お酒が月の姿になっていく、というもの。
おもしろい!
マッコリ飲みたい!!
「イップダ!」
「チェミソッソ!」
と、覚えたての韓国語でコミュニケーションしました。


お次のこちらは、さて、どこでしょう?
答えは、セキスイ×アクタスの 「小さな生活展」。2m×2mぐらいの小さな生活のスペースを積み重ねたブース。
靴を脱いで歩き回る展示です。
いろいろなスペースが見られて、楽しい!
ちょっと息抜きになりました。
さて、最後は、TDW-ARTのエリア。
今年のTDWは、アートがらみの展示が充実しています。
アートとデザインの境界ってなんだろう?
と考えさせられます。
特に大きなスペースで行っていたのが、「ジャラパゴス展」。

澁澤龍彦著『狐媚記』挿絵 鉛筆、水彩、紙 25.6×36.4cm 2004
cKONOIKE Tomoko Courtesy Mizuma Art Gallery
日本の現代アートは世界的な潮流である欧米の現代アートとは異質な美をまとい登場してきた。
国際化時代においても独自の美学、美的センスを日本人が持ち続けた結果、“世界標準”と言う物差では計る事の出来ない、独自の超感度な美的世界を日本の現代アートは創造したー
企画・キュレーション : 三潴末雄 / MIZUMA SUEO ( ミヅマアートギャラリー ディレクター )
構成・ディレクション : 仲世古佳伸 / NAKASEKO KEISHIN ( NAKASEKO ART )
と説明にありましたが、確かに、日本のアートって独自路線を突っ走っていますよね…。
アートに対する感想はいろいろあると思いますが、
第一線で活躍されているアーティストの作品が一堂に見られる
素晴らしいチャンスです。
私も、それぞれのアーティストの展示に足を運んだことはありますが、
一度にまとめて見たのは初めて。
あらためて、「日本のアートってガラパゴス!」と感じさせられました。
個人的には、歩き回って疲れたあとよりも、
元気のある時間帯に見に行ったほうが楽しめるのではないかなーと思います。
そして、その横のブースで行われている、
アーティスト・日比野克彦氏監修の「アウトサイダーアート展」もよかった!
あとから、ふっと思い出されるような、印象に残る絵画作品が多かったです。
これは、また見に行きたい。
何だか、熱く語ってしまいましたが、
期間限定のイベントですから。
今しか見られないものは、ぜひ、今、見ていただきたい!
と思います。