
これはスペインの陶磁器ブランド,
リヤドロの「ファンタジーシリーズ」のひとつです。
髄分以前にも,ML誌面でもご紹介したことがあリますが、
このシリーズは,今,最もホットな世界的デザイナーのひとり、
ハイメ・アヨンがプロデュースしました。
製品を買うと,絵本が一緒についてきました。
その絵本のイラストもハイメが描いているのですが、このシリーズは、
その絵本に出でくるキャラクターたちなのです。
数年前,このシリーズが伊勢丹に並んだとき、
心惹かれて衝動買いしてしまったのです。
以来,ずっとこのコに花を挿しています。
名付けて「ハイメ君」。
この「ハイメ君」、妙にどんな花でも緑でも似合うんです。
頭のてっぺんに試験管のようなガラス管が入るようになっていて,
そこに水と花を入れられます。
バラ一輪,ガーベラ一本,というのもOKなら
こんなふうにマーガレットひらひら・・・でも似合ってしまう。
緑の枝やアイビーももちろん可愛い。
そして,挿す花やグリーンによって、そのときどきで
表情が変わるのです。
私は花を生けるときは、一種類をたくさんか,
白とグリーンでいろいろな種類を混ぜてというのが好きで,
いわゆる「一輪挿し」はあまり好きではないのですが,
これだけは特別。
正直,結構高かった(なにせリヤドロですから)のですが、
こんなに楽しめるとは思わなかった!
ずーっと大事にしたいもののひとつです。