いつもよりページ数も多く、さらに別冊付録もついています。
本誌のラインナップを毎日少しずつご紹介しましょう。
テーマは「今、どう暮らすか?」

この号の企画を考えたとき、もちろん今の事態は予想もしていませんでした。
それが、こういうことになって、別の意味をもって迫ってきます。
巻頭は「見えていないデザイン」特別編です。
深澤直人(プロダクトデザイナー)×藤井保(写真家)で5年間続いている企画ですが、
今回、初めてプロダクト以外のものを取り上げました。
深澤直人さんの自邸です。
「場所性」を重視し、深澤さんがご自身で内装をデザインしました。
その空間は、深澤さんのプロダクトと同様、簡潔でシンプル。
「忙しくしていても、シンプルできちっとした場所に帰ってきて、
簡単なものをさっと調理しながら飲んで食べて寝る。
その単純な生活が、自分の”豊かさ”という感覚の根源にあるのだと思う」(深澤さん)
深澤さんの言葉の中に、
「今、どう暮らすか?」という問いかけへの、
ひとつの答えがありました。













